アイワードの本づくり

本づくりの工程

1. 出版
   計画

   全社を結ぶ進行管理ソフトを使い、営業から発送までを一元管理。
   日々変化する進捗状況を把握し、工程調整を行います。

   

2. 編集

   素の原稿を、
   より読み手へしっかり届く形に調整します。

    
   プリプレス工程はアイワードの強みのひとつです。
   お預かりした原稿を、より正確かつ読みやすく伝わりやすい形にブラッシュアップしてから、組版チームへ渡します。

   • 書籍別カルテ

     色・フォント指定やページ処理のルールなど、書籍ごとの留意点を把握するために「書籍別カルテ」を作成し、全体に周知します。

     

     
     専門分野を理解した編集

   • 文字統一・整理

     誤字や修飾関係の曖昧さ、また特に複数の執筆者がいる場合に起こりやすい表記揺れや文体揺れなどをコンピュータでサーチ。検出レポートに基づいてスタッフが判断・訂正します。

     

     専門書制作を支援する「アカイレ」サービス

   • 統一感のある図版の作成

     「伝わりやすさ」に配慮した作図はもちろん、線の質・太さなどタッチが異なる元図から統一感のある図版を作成し、書籍全体の品質向上に留意しています。

     

   • さまざまな画像ソースを最適化

     プリントやガラス板などのアナログ原稿からデジタルまで、さまざまな画像ソースは、用紙や印刷方式に応じて最適な画像処理を行います。褪色カラー写真のデジタイズ復元は、アイワード独自の技術です。

     

     アナログ原稿の高精細デジタル化 褪色カラー写真のデジタイズ復元

   

3. 組版

   自動組版システムが、
   高精度＆短納期を可能にします。

    
   アイワードが特に得意としているのは、辞書や年鑑、論文集といった、データベースから定型の大量ページを自動組版処理する業務です。
   また、多様化する組版やデザイン制作のニーズには、さまざまなOSやアプリに幅広く対応できる大規模チームで対応しています。

   • データ資産の多目的展開

     1985年に「文字情報処理システム」を発表して以来、汎用データベースの構築と印刷出版の連携を提唱してきました。データベースを訂正するだけで組版に反映されるので、辞書や年鑑の制作を省力化。また、ウェブサイトや電子出版といった多目的利用も容易です。

     

     データベース自動組版

   • プログラムで業務効率アップ

     執筆者が多く、テンプレートの異なる原稿から、定型化した版を組む必要のある業務を効率化するのが、Wordからの自動組版プログラムです。論文集や学術書に多く用いるこの技術は、組版設計を効率化します。

     

     Wordからの自動組版

   

4. 印刷

   お客さまがイメージする色と質感から、
   さらに一歩超えていく表現を。

    
   刷版から印刷、製本、発送までは、石狩工場で一貫生産しています。
   印刷工程では、発行する本の特徴や用途に応じて、用紙選択・インキの調整・色数や印刷方法を吟味し最適な色や仕上がりを実現しています。

   色と品質にこだわる高品位印刷

   

5. 製本

   読みやすく、丈夫な本づくりの
   仕上げとなる工程です。

    
   薄い用紙に両面カラー印刷し、32ページ折加工で製本する大量ページ製本や、強くて開きやすいPUR製本など、本の特徴や用途に合わせた多様な製本技術でお応えします。
    

   薄紙印刷＆大量ページ製本

   

6. 発送

   安全・安心の荷姿で、石狩工場から全国へお届けする納品体制を整備しています。