美術・芸術書、写真集

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アートディレクションの現在を知る必携のデザイン書

日本のアートディレクション2020-2021

発行:東京アートディレクターズクラブ
アートディレクション:年鑑編集委員会(大貫卓也 葛西薫 河合雄流 菊地敦己 中島祥文 服部一成 林規章)
【カバー】アートディレクション:佐藤可士和
デザイン:内野渚彩
定価:21,500円+税
サイズ:B4判 344ページ
製本:糸かがり上製本丸背 ケース付

日本有数のアートディレクションの数々を収録したデザイン年鑑です。2021年はコロナ禍で審査が見合わせとなったため2年間の作品を掲載。パッケージやポスター、コマーシャルなど、様々なアートディレクションの重要性を再認識できるデザイン戦略の実践書の決定版ともいえる内容です。最前線で活躍するアートディレクターの作品とともに自身が語る作品解説は、デザイナー・クリエイター必見の書です。

制作のポイント

誌面掲載の広告作品は、ポスター用紙、雑誌用紙、新聞用紙など異なる紙へ表現した平面作品を主としています。また、エディトリアルなどの立体作品も掲載しています。作品を表現する「紙の色」や「背景のトーン」を揃えることで、読者は違和感なく掲載作品を鑑賞することができます。この点に配慮した画像適正化と印刷を実施しています。 B4判という大判サイズの製本加工は丸背上製本を採用し、開口性を実現しました。ケースと表紙は艶ありPP加工を施し、さらにタイトル部分は110度の高温でPPを溶かしながら空押しすることによって質感に変化を与え存在感を演出しています。また、函状の帯はケースの下から被せる仕様であり、函を手で持った際に落ちないように一冊一冊丁寧に加減し組み立てています。印刷造本に関わるすべての工程において品質に重点を置き、制作管理を行いました。

活用したソリューション