社史、記念誌

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石狩に寄せる風、波、人

真宗大谷派 常行山能量寺寺史 1858─2025

発行:

宗教法人 常行山能量寺

規格:

249mm×174mm 440ページ

北海道・石狩の地で、1858年に創建された常行山能量寺様の160有余年に渡るあゆみをまとめた寺史です。
寺院の記録としてだけではなく、石狩の黎明期から現在に至るまでの地域史として開拓の時代を生きた人々の息づかいを今に伝える一冊です。

制作のポイント

北海道石狩市にある能量寺様は、江戸時代末期の1858(安政5)年に創建された真宗大谷派の寺院で、開基150周年を迎えた2008年に寺史の制作を決めましたが、編纂が思うように進んでいませんでした。
そこで、アイワードに制作のご相談をいただき、寺史をどのような構成でまとめていくか再検討することから始めていきました。
まずは、一次資料を集めるため、寺院の中を数日かけて探索。開基住職が残した諸記録や檀家帳など貴重な文書類、掛け軸や仏具と、多種多様な物品が集まり、300点を超える資料となりました。
寺史の構成は、これらの資料と能量寺の歴史を重ね、石狩郷土史としての役割も果たすものと捉えていくこととしました。そのため、編纂には、住職のほか元石狩市長の田岡氏、石狩郷土研究会、地域史の経験が豊富なライターをメンバーに加え、地域や歴史に関する基礎資料をもとに史料調査を徹底しました。
寺院のあゆみは、開基住職から第五世住職までの事績を中心に据えた時代史的編纂とし、門徒会役員の皆さんが能量寺の歴史を語る座談会も収録しています。
このほか、2005年に行われた「開基150周年記念本堂落慶法要」や、2022年の「宗祖親鸞聖人 750回御遠忌法要」の様子は、その一部始終を写真で伝える誌面としました。
完成した寺史は、能量寺創建に大きく寄与した5人の門徒衆の人物相関図や埋もれていた歴史的写真など多数掲載することで、わかりやすさと資料性の高さを両立しています。また、資料として江戸時代の北海道区分を記した北海道地図を折込みで掲載し、大きく開いて見られるよう工夫しています。
製本は、長く読み継いでいただけるように、開きやすさと強度に優れたPUR製本を採用しました。

江戸時代の北海道区分を記した地図を折込みで掲載
開きやすさと強度に優れたPUR製本