書籍、定期誌

手帳としての実用性を考慮して、製本は開きの良い糸かがり製本を採用し、用紙には書き込みがしやすい「しらおい上質紙」を採用しています。また、表紙にはビニールカバーを付け、耐久性も備えています。
本手帳には、岩合光昭氏が撮影したねこたちの写真が77点掲載され、ページをめくるたびに、ねこたちの写真を楽しめる仕様になっています。
本文用紙として採用したしらおい上質紙は、ペンや鉛筆での書き込みがしやすい一方で、インキの吸収率の高さから印刷時に色が沈む傾向にあるため、写真は画像の明るさや色合いなど瞳の輝きや毛並みの細部まで、丁寧に色調整していきました。
印刷の仕上がりの確認は、本番に使用する用紙に印刷して行う本機校正にて、岩合氏ご本人に確認いただきながら、自然な色合いとなるよう、再現性を高めていきました。