美術・芸術書、写真集

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カメラで紡いだ北の海の叙事詩

レプンユカㇻ 北の海に伝わる物語

発行:北海道新聞社
著者:茂野 優太
ブックデザイン:佐藤 守功(佐藤守功デザイン事務所)
レタッチ:小田 容子(アイワード)
地図作成:中島 みなみ(北海道新聞出版センター)
編集:仮屋 志郎(北海道新聞出版センター)

規格:

182mm×250mm 160ページ 並製本 カバー・帯付き

水中写真家の茂野優太氏が、知床、宗谷岬、積丹岬、函館から、支笏湖、洞爺湖に至るまで、北海道の水中で出会った数々の光景を収めた写真集です。
タイトルの『レプンユカㇻ』は、アイヌ語で「海の叙事詩」を意味します。ホテイウオやナメダンゴ、アイナメ、ミズダコ、トドといった生き物たちの息づかいから、流氷下のクリオネ、海底の戦跡、さらには海と湖・川との深いつながりまで、ページをめくるごとに北の海の神秘的なきらめきと命の連鎖を伝えます。

販売及び関連サイト
https://shop.hokkaido-np.co.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=bk130101&bid=book&cat=201&srsltid=AfmBOor3t8ydITeSMq_RqBSGAqQsAOIHzPKExBzNIerLpYq1MF0IZz0J

制作のポイント

判型は、横に広いB5変形を採用し、喉元まで大きく開くPUR製本とすることで、大きな誌面で1点1点の作品を鑑賞できる仕様としました。
装幀は、デザイナーの佐藤守功氏が担当され、海の深い青を基調にしたデザインとなっています。カバーは積丹半島の沖合の海底にそびえる柱状節理の写真をメインにし、光の反射を抑えたマットPPを施しています。
また、表紙は、紺色のファンシーペーパーでガンダレとし、見返しに質感の異なる同系色の用紙を組み合わせることで、何層にも青を重ね、深い海のイメージを造本に落とし込みました。

掲載写真の色再現にあたっては、著者に来社いただき、作品写真を1点1点レタッチオペレーターと調整していくモニタープルーフを実施。カメラで捉えた色彩豊かな海中の様子をCMYKの4色印刷で表現するため、鮮やかな色彩の再現や深い海のシャドー部の階調調整を行いました。RBGからCMYK変換することによって、背景のボケ味に筋や境界線が現れる現象に対しても、レタッチャーが調整を施し、自然な奥行と立体感を紙の上でも再現しました。

質感の異なる同系色の用紙を組み合わせた造本

活用したソリューション