書籍、定期誌

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北海道大学創基150周年を彩る全5話の一大プロジェクト

北極星をえがく

企画・発行:国立大学法人北海道大学
著者:岩井 圭也
編集協力:株式会社祥伝社
表紙画:岩間 翠

規格:

A6判 第1話 96ページ、 第2~5話 80ページ 並製本

北海道大学様の創基150周年記念事業の一環として企画された全5話の連作短編小説です。
2024年『われは熊楠』が第171回直木賞にノミネートされた同大卒業生の作家、岩井圭也氏が執筆を手がけました。主人公である泉ひばりの北大入学からの学生生活を通じた成長を描く青春小説となっており、一話ごとに実在する教員や実際の授業がモデルとして登場するなど、綿密な取材に基づいたリアルな大学の息遣いが感じられる物語です。
2025年7月の第1話発刊から3ヶ月に1回のペースで刊行され、2026年7月発刊の第5話をもって完結しました。毎号1万部以上が制作され、北大構内をはじめ札幌市時計台や北海道旧本庁舎、そして全国の書店などで、数量限定で配布されました。

『北極星をえがく』の特設サイトでは、本作の試し読みができます。
詳しくはこちら→https://www.hokudai.ac.jp/novel

制作のポイント

本作は、北海道大学様が「道外の多くの方にも北海道大学のことを知ってもらいたい」という願いを込めて企画された全5話の連作短編シリーズです。
本企画は、北海道大学様と同大卒業生である作家・岩井圭也氏との構想からスタートしました。編集・校閲を担う出版社の株式会社祥伝社様、表紙イラストを担当する北大卒業生のイラストレーター・岩間翠氏が参画し、制作が進められました。
アイワードは、企画初期から打ち合わせに参加し、制作チームの一員として進行をサポートしました。
本作は、かつての名物授業「蛙学への招待」や実在する教員・講義、学内施設などが物語のモチーフとして登場することから、大学による確認と出版社による校閲作業が同時に進められました。そのため、当社では、正確な組版を期日通りに仕上げ、多くの関係者が校正を進められるよう、スムーズな制作進行を実現いたしました。
また、表紙のイラストは、岩間翠氏が原稿を読み、すべて描き下ろしています。
描き上げた原画は、当社に入稿いただき、画像チームが原画とモニターを見比べながら色味や明るさを調整。水彩画ならではの繊細なグラデーションやにじみを忠実に再現し、シリーズを通して統一感のある仕上がりとしました。
用紙には、軽くて長時間読んでも目が疲れにくいクリーム色の書籍用紙「こはくN」を使用しています。
巻末には、北海道大学の沿革を掲載しており、150周年記念にふさわしい一冊に仕上げました。

イラストレーター・岩間翠氏が描き下ろした表紙イラスト