研究成果出版、学術書

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成年後見業務に携わる方へ実務の現状と方向性を示す

成年後見法の道標1 ─法定後見─

著者:三田佳央
発行:共同文化社

規格:

A5判 212ページ

本書は、司法書士として実際に成年後見業務に携わる著者による成年後見法の現状や制度自体の方向性を示した研究成果出版です。
成年後見業務に従事している方や制度に関わる全ての方に向けた専門書です。

販売及び関連サイト
https://www.kyodo-bunkasha.net/items/89045564

[研究成果出版]

制作のポイント

著者は司法書士として成年後見業務に携わるようになり5年が経過した際、業務の進め方に思い悩むことが少なくなく、一方で同様の悩みを抱える関係者が多いことを知りました。そうした方々に自身の経験を伝え、業務を円滑に進めてもらいたいという思いから、本書の出版を企画しました。そこで、アイワードのグループ出版社である共同文化社が出版元となり、アイワードが制作をお手伝いしました。
原稿は、著者が2年がかりで執筆したものがすでに用意されていたので、共同文化社の編集者が原稿に誤字などがないか確認を行いました。また、読みやすい誌面レイアウトになるよう脚注の入れ方を整えました。
本書は読者の使いやすさを考慮して、脚注や索引が充実しているのが特徴です。特に索引は、事項索引と判例索引の2種類を掲載しています。
索引の作成については、レイアウトされた誌面に対して著者に索引語としたい語句へマーカーを付けていただきました。その後は、アイワードのスタッフが語句の読みを追加、50音順への並び替えを行い、索引一覧を作成。その後、システム部で掲載ページ数を自動抽出し、完成させました。

【共同文化社へ寄せられた著者からのコメント】
私は、司法書士として成年後見業務に携わっておりますが、その業務は多様であり、また、責任も重いことから、どのように業務を進めていけばよいのか、日々悩みながら業務にあたっています。また、ほかの司法書士などの成年後見業務に携わる方も同様の悩みをもっていることを知りました。そこで、成年後見業務の方向性を示すことができれば、自信をもって業務にあたることができるのではないかと思い、本書の出版を企画しました。
実務の合間に執筆し、2年かけて原稿を完成させました。その後は共同文化社の担当者と主にメールでやり取りを繰り返し、共同文化社に出版の依頼をしてから約半年で出版となりました。私はWordで文章を書くことしかできませんでしたが、目次や索引など自分では作成できない部分を作成していただいたり、脚注や文字の大きさ・フォントなど、本書が読みやすくなるように提案していただいたことで、質感の良い装丁で読みやすい「専門書」に仕上がっていて、とても満足しております。共同文化社に依頼したからこそ本書が出版できたのだと思っています。