今号の特集は、十勝の地に誕生してから今年で61年となる児童詩誌『サイロ』について、毎月1回開かれる『サイロ』の編集会議を取材し、発行に携わる編集・発行スタッフに子どもの詩の魅力やこれまでの歩み、新しい活動などについてお話を伺いました。
また、シリーズ企画の「北海道の木と文化」では、札幌市街地に177・6㌶もの広大な敷地を有する北海道大学の札幌キャンパス内で、2千年前からの集落跡などが数多く発掘され、旧河道から見つかった漁撈のために設置された木製の杭列について紹介しています。
本誌は北の大地で長く取り組みをされている団体や事がらに光をあてる特集と、「北海道の木と文化」、「ほっかいどうの本」などを柱にして年4回刊行しております。「月刊アイワード」からの通巻は354号となりました。