美術・芸術書、写真集

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炭砿と町の記憶を写真で辿るポスターカレンダー

写真で見る羽幌炭砿遺産カレンダー

発行:

羽幌炭砿ファンクラブ

規格:

A2判(594mm×420mm)

1940年に開坑し、「中小炭砿の雄」と称されるほどの繁栄を誇っていた羽幌炭砿。その後、1970年に閉山を余儀なくされ、55年たった今年(2025年)、羽幌町にて羽幌炭砿三山大集会が開催されました。
本カレンダーは、その周年記念として制作されたものです。

制作のポイント

羽幌炭砿閉山55周年の記念事業としてカレンダーを制作したいと羽幌炭砿ファンクラブ様からご相談をいただきました。
制作したのはA2判のポスターカレンダーで、炭砿関連の施設や、選炭工場、貯炭場、学校や街並み、文化施設などの写真と12ヶ月分のカレンダーがついています。
写真の一部は、羽幌炭砿ファンクラブ様が過去に制作したポスターカレンダーから流用し、印刷物を原稿として当社の復刻本技術を施してデジタイズしました。 それにより、印刷物を原稿とした場合に生じるモアレを抑え、クリアな仕上がりを実現しています。(復刻本の作り方
このカレンダーに配置された18点の写真は、単なる過去の風景ではなく、地域の社会と経済、文化までを包括的に読み取ることのできる「遺産」です。これからもその遺産を身近に感じていただけるよう2026年版と2027年版の2年分をセットにして制作しました。

炭砿関連の施設、学校や街並みの写真18点を掲載
羽幌三山の航空写真も掲載