2025/06/02 『北海道の脊梁 日高山脈』出版記念 文化教室のお知らせ アイワードのグループ出版社である共同文化社から発刊した『北海道の脊梁 日高山脈』をテキストにした文化講座が、道新文化センター様主催で開催されます。出版に携わった編集者・協力メンバーが、日高山脈の魅力をさまざまな視点で解説しますので、北海道の自然、登山、アウトドアにご興味のある方は、ぜひご参加ください。 リレー形式の講座で全5回の開催です。 <曜日 ・ 時間> 月2回 日曜日 10時00分~11時30分 <場 所> 道新文化センター 札幌教室 <受 講 料> 11,000円 ※受講料金にはテキスト代(北海道の脊梁 日高山脈:定価2,700+税)が含まれます。 ※道新文化センターの入会金2,200円が別途必要です。(道新文化センター会員は不要) ◎お申し込みは札幌道新文化センター札幌教室のホームページから https://doshin-cc.com/lect/detail/61855 <講座内容>─────────── 【第1回】 6月15日(日) 「アポイ岳の成り立ちとその魅力」 講師:アポイ岳ファンクラブ会長 田中 正人 日高山脈の南端の西に位置するアポイ岳。その成り立ちとここでしか見られない固有な高山植物や高山蝶など、過去と現在の違いや迫りくる地球温暖化による危機について紹介します。現役でアポイ岳の花ガイドツアーをしている田中氏によるお話です。 【第2回】 7月6日(日) 「悲喜こもごもの登山史を軸に」 講師:日本山岳会 北海道支部 支部長 黒川 伸一 登山を通して、多くの人が日高の山々の魅力を知ることができるようになるまでには、先駆者たちの情熱と大きな挑戦があり、一方で、荒ぶる自然には抗えず、悲しい出来事もありました。 北海道を東西に分け、人の往来を阻んできた日高山脈。山の貴重さは大正後期に始まる登山を通じて分かってきた。喜びの踏査と遭難を刻んだ一世紀余りの歴史を振り返ります。 【第3回】 7月20日(日) 「北海道の国立公園、現状と未来」 講師:りんゆう観光 代表取締役社長 植田 拓史 大雪山国立公園で黒岳ロープウェイを運営し、民間企業として長年かかわってきた視点から、日高山脈襟裳十勝国立公園が地域にとってどうような価値をもたらすのか。 北海道の自然を活かした観光事業を展開するりんゆう観光の植田社長がお話します。 【第4回】 8月3日(日) 「坂本直行と秀岳荘、日高山脈縦走日記」 講師:秀岳荘 代表取締役社長 小野 浩二 秀岳荘の名づけ親である坂本直行氏との関わり合いのご案内と日高山脈全山縦走(芽室岳~楽古岳)の記録をブログと動画でご紹介いたします。 六花亭の包装紙のデザインを手掛けたことで有名な北海道出身の画家・坂本直行氏と、アウトドア専門店「秀岳荘」には、どんな関わりがあるのでしょうか。 【第5回】 8月24日(日) 「日高山脈―四季の山行の魅力」 講師:北大山の会 北大元教授 小泉 章夫 日高山脈は南北に長大な主稜線が伸び、その東西にいくつもの渓谷が流れ下るが、登山道は少ない。そこで行われるプリミティブな山登りの魅力を紹介します。 FacebookTweet保存する