書籍、定期誌

  1. ホーム
  2. 事例紹介
  3. 書籍、定期誌
  4. 遊ぶように暮らし、暮らすように働く
    エコビレッジという生き方

聞き書きで綴った持続可能な暮らしとコミュニティの実践の記録

遊ぶように暮らし、暮らすように働く
エコビレッジという生き方

著者:坂本純科
聞き手:飯田雄介

規格:

210mm×136mm 224ページ

北海道の余市町に広がる約6ヘクタールの土地を拠点に、農園、学び舎、シェアハウス、タイニーハウスを併設した「余市エコビレッジ」。ここでは、長年にわたって「持続可能な暮らしとコミュニティ」の実践が続けられており、子供からビジネスパーソンまでさまざまな方が訪れます。
本書は、エコビレッジ推進プロジェクトの理事長である坂本純科さんが、エコビレッジ建設の道のりと、自身の半生、そして余市で出会った人々との苦楽のストーリーを綴った一冊です。

[自費出版]
幸せを感じるのはどんな時?余市のエコビレッジで「本当の豊かさ」を問いかけます。
#アイワードの自費出版制作ストーリー

制作のポイント

著者の坂本さんは、北海道・余市町でのエコビレッジの活動を続ける中で、多くの人から動機や目的を問われる機会が増えたことや、エコビレッジの第一ステージが一段落したタイミングでもあったことから、みんなで作り上げてきたものを共有する意味も込めて、自身の歩みと想いを一冊の本として残すことを決意されました。
本書の制作で大きなポイントとなったのが、「聞き書き」という手法です。日々多忙な坂本さんに代わり、エコビレッジとも関わりの深いライター・飯田雄介さんが聞き手となり、対話を重ねながら言葉を引き出し、書き起こしていきました。著者自身の言葉を軸にしながらも、第三者の視点が入ることで、坂本さんにとってもエコビレッジの活動を客観的に見つめ直す機会になったと振り返られています。
文章には、坂本さんの半生、エコビレッジ立ち上げまでの葛藤や試行錯誤、そして周囲の人々への感謝が、率直で温度のある言葉として収められました。
本書には、数多くの人物が登場します。そのため読み手がその関係性を自然に理解できるよう、序章には「えこびれな人びと」というコーナーを設け、人物紹介と相関を整理しました。これは単なる補足情報ではなく、人と人とのつながりこそがエコビレッジの本質であることを、本の構成そのものによって伝える工夫でもありました。
内容面では、エコビレッジという取り組みの特性をどう本に落とし込むかが大きなポイントでした。決まったルールや完成形があるわけではなく、その時々で考え、話し合い、適応しながら進んできたエコビレッジの歩みを、網羅的に、かつ坂本さん自身を表す一冊として成立させる構成・編集としました。
その象徴的な要素として、誌面の写真に添えた文章は、写真説明にとどまらず、その場の情景や坂本さんの感情を綴った長文を採用し、時間の積層や空気感までを伝えるブログ風の表現にしています。
用紙選びにも、エコビレッジの理念との一貫性を持たせ、表紙は、古紙100%を原料とした再生紙・大和板紙「ゆるチップ くさ色」を採用。本文用紙には、北海道・白老の地名が付けられた上質紙「しらおい」を使用し、温もりを感じる肌触りでナチュラルな仕上がりとなりました。
また、紙にはJクレジットを付与し、環境配慮型書籍として制作しました。これは、アイワードと紙の代理店との連携により、使用する紙に対して国の制度であるJクレジットを付与しカーボンオフセットを実現するものです。この仕組みを活用することで、書籍の製造過程で排出されるCO2を相殺しています。

表紙は、古紙100%を原料とした再生紙を採用
本書の紙にJクレジットを付与し、環境配慮型書籍として制作