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    「解」のない世界で活躍できる究極の学び: 「蛙学への招待」とは何か?

北海道大学で展開された名物授業が待望の書籍化

あの授業だけは取るな!
「解」のない世界で活躍できる究極の学び: 「蛙学への招待」とは何か?

発行:共同文化社
著者:鈴木誠

規格:

A5判 216ページ

「解」のない世界で、 次世代を担う児童、生徒、学生は、自己実現に向けて進んでいかなくてはなりません。では、彼らにどのような能力や資質が必要なのでしょうか。また、教育はどのような役割を担うべきなのでしょうか。資質・能力の育成は、一朝一夕にできるものでもありません。
本書は大学初年次教育をモデルにしながら、90年代アメリカの医学教育改革から端を発し、北欧フィンランドでも開花しつつある「コンピテンス基盤型教育」を参考に、その設計のしかたや授業方法、またその教育的効果について学ぶことができます。日本の初等中等教育に参考となる知見も含まれています。
北海道大学で2001年に開講した「コンピテンス基盤型教育」を具体化した授業「蛙学への招待」に焦点を当て、19年間でのべ20回に亘って展開された授業の実践書です。

販売及び関連サイト
https://www.kyodo-bunkasha.net/items/83669030

[研究成果出版]

制作のポイント

北海道大学を2021年3月に定年退職された鈴木誠先生は、コロナ禍により最終講義を行うことができませんでした。しかし、かつて鈴木先生の授業を履修した学生や卒業生らが、すでに退職された先生のために最終講義の場を密かに企画します。そのことを知った先生から「何とか最終講義の日までに『蛙学への招待』を書籍にして刊行したい」と共同文化社へ相談いただきました。
先生の熱い思いに応えるため、最終講義までのわずか2ヶ月間での制作に取り組みました。編集担当者と社内デザイナーが原稿を読み込みながら、見やすさを考慮した誌面デザインを提案し、校正のやりとりは細かい微修正を含めると5回に及びました。

編集から組版、印刷、製本、流通までをアイワードと共同文化社によるグループの一貫体制で行い、迅速かつ安定した品質で最終講義までに完成させることができました。
カバーには、鈴木先生が学生からプレゼントされたイラストを用いており、本書に華を添えております。
研究成果出版の専用サイトでは「本を出したい」とお考えの方に向けて、出版のノウハウや制作期間、費用の目安、出版実例などを紹介しております。鈴木先生からお寄せいただきました出版への思いも掲載していますので、ぜひご覧ください。