研究成果出版、学術書

破滅的な戦争から再出発した日本のデモクラシーを丸山真男の軌跡とともに考える
- 丸山真男と戦後民主主義
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発行:
北海道大学出版会
規格:
A5判 338ページ
彼は、戦後民主主義の「虚妄」の方に賭けたのか、東大全共闘に「ナチもしなかった」と言ったのか――戦後半年あまり民主主義に懐疑的であった丸山は、人民主権の新憲法と60年安保を経て「永久革命としての民主主義」の思想に至る。その丸山は1960年代末の東大紛争で直面した困難にどのように応えようとしたか。

制作のポイント
編集者からの詳細な組版指示と書籍別カルテによる、使用フォント、約物やかっこ類の使用基準、ルビの付け方、注番号の付け方、漢字や仮名、読点の使用方法などの組版ルールを照合の上、スピーディーな工程で約2カ月半で刊行を実現しました。