2024年2月27日付のジャパンタイムズ紙に掲載されました!
記事の一部は下記のURLよりご覧いただけます
https://www.japantimes.co.jp/news/2024/02/26/japan/history/johnston-hokkaido-ainu-painting
『赤いテラスのカフェから』(共同文化社刊)は、加藤利器氏が北海道新聞社パリ特派員として過ごした経験に基づいて、フランスとアイヌの不思議な結びつきを書き綴ったものです。
パリ特派員時代に知り合った知性・理性に溢れた多くの方々との結びつきや、ブザンソン美術考古博物館に収蔵されている「夷酋列像」を通して、「人権」の観点からアイヌの歴史と文化に真摯に向き合い、フランスとアイヌ民族をつなぐ思索の旅へ誘う内容となっています。
本書をきっかけに、ジャパンタイムズ社の記者から取材依頼を受けた加藤氏の記事は、アイヌの長老ら12人を描いた「夷酋列像」のうち11点の絵画がどのようにしてフランスに渡ったのかという謎を追いつつ、アイヌの歴史と文化に向き合う内容となっています。