今号の特集は、「浜のおかあさん」が34年前に始めた「お魚
殖やす植樹運動」について、植樹活動の中心に立つ北海道漁業協同組合女性部連絡協議会を紹介しております。
2020年度末までに累計120万本を超える植樹を行い、自然豊かな森林と清らかな河川環境を維持することで、豊かな魚介類を育む北海道の海を守っています。高松美津枝会長に活動にかける思いなどを伺いました。
シリーズ企画の「北海道の天然記念物」では、北海道の東部(道東)が生息の中心地で1952年に国の特別天然記念物になった「タンチョウ」を取り上げております。タンチョウの生態や行動などを調査・研究して情報発信し、保護にも取り組んでいる阿寒国際ツルセンター【グルス】の河瀬幸館長に、今後の保護活動の在り方についてお話しいただきました。
本誌は北の大地で長く取り組みをされている団体や事がらに光をあてる特集と、「北海道の天然記念物」、「ほっかいどうの本」などを柱にして年4回刊行しております。「月刊アイワード」からの通巻は358号となりました。