今号の特集は、「北海道写真協会」を紹介しております。1952年にアマチュア写真界の発展を目的に発足し、2021年9月現在、全道に30支部を持ち、会員数337人を擁する全国有数の規模を誇る写真団体です。
毎年「写真道展」を開催するなど写真文化の向上に大きな功績を残し、2022年6月1日の「写真の日」に創立70周年を迎えます。中野潤子会長をはじめ道写協の皆さんに、これまでの歩みやコロナ下の活動状況などについてお話を伺いました。
シリーズ企画の「北海道の天然記念物」では、1957年に北海道指定の天然記念物となった湧別町の「佐呂間湖畔鶴沼のアッケシソウ群落」を紹介しております。サロマ湖畔にある鶴沼の群落は、小さな川を吊り橋で渡った先にあるサンゴ岬の砂州が指定地で、9月ごろから茎や枝が赤く色づき湖畔に赤い絨毯を敷いたかのような光景が広がります。
本誌は北の大地で長く取り組みをされている団体や事がらに光をあてる特集と、「北海道の天然記念物」、「ほっかいどうの本」などを柱にして年4回刊行しております。「月刊アイワード」からの通巻は357号となりました。
