美術・芸術書、写真集

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建築家・藤本壮介初の大規模個展 展覧会カタログ

藤本壮介の建築:原初・未来・森

編集:椿 玲子(森美術館)、柴原聡子
制作:合田有作、名塚雅絵、櫻井聖子(美術出版社)
翻訳・英文校正:有限会社フォンテーヌ、ウィー・ジングウェン・ダリル
和文校正:竹上寛
デザイン:田中義久、西倉美朔(centre Inc.)
DTP:北浦千尋
プリンティングディレクション:浦有輝(アイワード)
編著:森美術館
発行人:山下和樹
発行:カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 美術出版社書籍編集部
発売:株式会社美術出版社

規格:

A4変形判 304ページ

2025年7月2日から11月9日まで森美術館で開催された、藤本壮介氏初の大規模個展「藤本壮介の建築:原初・未来・森」にあわせ、制作された展覧会カタログです。
2025年大阪・関西万博の「大屋根リング」をはじめ、初期の作品から現在進行中のプロジェクトまで約30年に及ぶ建築活動を掲載。未来への想像と希望が膨らむ一冊です。

販売及び関連サイト
https://shop.mori.art.museum/view/item/000000000678

制作のポイント

展覧会カタログの制作にあたり、藤本氏と同じ出身地である北海道の企業という事でお声がけいただきました。
本カタログは、藤本氏にとって創造の核ともいえる「森」という概念と「白」「軽さ」といったコンセプトを取り入れたデザイナー・田中義久氏による装幀デザインです。
たくさんの要素が重なり、境界がなく自由、そんな森の構造をイメージし、カタログを構成する「前付」、「展覧会風景」、「主要プロジェクト」、「論考」、「資料」そして各々のトビラは、すべて異なる用紙・異なるサイズで作成し、それらを束ねた造本となっています。
さらに、通常の製本工程で行う化粧裁ちはせず、天(本の上)は切り揃えない「天アンカット」を採用したことで、森のような複雑さと曖昧さが表現されました。
製本は、高さの異なる折丁を束ねることが可能なPUR製本と、それに対してスノーブルという厚い板紙を表紙貼りし、背を空洞にしたホローバック仕様の並製本をご提案しました。これにより、しっかりとした外見と開きやすさを実現しています。
また、用紙は軽く白い嵩高紙のラインナップから選定し、異なる用紙による白さの違いが造本の魅力を発揮しています。
表紙には、極限までシルク印刷で白インキを盛り、触っても感じられる「白」にこだわっています。

本の上部は切り揃えない天アンカットを採用
異なるサイズのトビラもアクセントとなっている
丈夫で開きやすいPUR製本を板紙でくるみ、背をフォローバックで仕上げている
白い板紙に白インキでシルク印刷を施した表紙

活用したソリューション