書籍、定期誌

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新たな視点で公房の内的心性を掘り下げる

内なる曠野─安部公房

著者:柴橋伴夫

規格:

A5判 318ページ

2024年、生誕100年を迎えた作家・安部公房。 詩人・美術評論家で北海道在住の柴橋伴夫氏が、安部公房の軌跡をフラグメント(断章)という新しい視点から考察したものです。安部公房の〈内的心性〉を掘り下げるとともに、安部公房作品の魅力に迫ります。

販売及び関連サイト
https://www.kyodo-bunkasha.net/items/116656374

制作のポイント

過去に何度か書籍の制作をお手伝いさせていただいたご縁で、柴橋伴夫氏から制作・出版のご相談をいただき、グループ出版社の共同文化社から発行しました。
本書のような文章中心の書籍の場合、内容を正確に伝えるために細やかな表記ルールや書き方の工夫が欠かせません。制作段階では、校正支援を行いながら、一般的な誤字脱字のチェックだけではなく、引用文の扱いや数字・欧文、『 』や( )のような括弧類の使い分けを統一するなど、可読性の高い書籍づくりのためのサポートを行いました。
製本は、上製本で背を空洞に仕上げるホローバックを採用し、長時間の読書でもストレスなく読めるノドまでしっかりと開く仕上がりになりました。

背を空洞に仕上げるホローバックを採用