今号の特集は、氷彫刻世界大会などを開催し、氷彫刻の普及に取り組むNPO法人 日本氷彫刻会を紹介しています。2025年2月6日から11日まで「第66回旭川冬まつり2025」が旭川市の石狩川河畔で開かれ、市街地の平和通買物公園では「2025年氷彫刻世界大会」が同時開催されます。国内で唯一の氷彫刻の国際大会などを運営し、儚くも美しい氷彫刻の魅力を発信している日本氷彫刻会(総本部・旭川市)の高橋徹会長と吉岡将之事務局長をはじめ関係者に、これまでの活動の歩みや氷彫刻が持つ多面的な魅力などについて話を伺いました。
シリーズ企画は、今号から著者や編集者、装幀家など本づくりに携わる方々に熱い思いをインタビューする「Book Stories 本づくりのさきにあること─。」がスタートしました。記念すべき1回目は2023年に発行された『北海道ヤウンモシリ 歴史と今を学ぶ』(発行:真宗大谷派北海道教区宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃法要委員会)の企画・編集を担当された中西志香さんに制作の意図やこだわった点、編集に携わって感じられたことなどを語っていただきました。
本誌は北の大地で長く取り組みをされている団体や事がらに光をあてる特集と、シリーズコーナー、「ほっかいどうの本」などを柱にして年4回刊行しております。
「月刊アイワード」からの通巻は370号となりました。