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小樽旧銀行建築群の保全活用に関する実行委員会が行った
学術調査報告書。

旧三井銀行小樽支店 建造物調査報告書

発行:

公益財団法人 似鳥文化財団

規格:

A4判 234ページ 

北海道小樽市色内にある旧三井銀行小樽支店(現小樽芸術村 旧三井銀行小樽支店)は、戦前において日本最大規模の民間銀行として君臨した三井銀行が、北海道開拓事業の発展を期して明治13年(1880)に出張所を開設して以降の足跡を伝えています。現建築は昭和2年(1927)に建設したものです。本調査の目的は現存建築遺構及び史料の調査、整理を通して、文化的価値と位置づけを行うことにありました。

制作のポイント

建築技術史上の特質として、鉄骨鉄筋コンクリート構造の地方都市での早い採用例であること、防火・防災対策の先進的な作例であること、北海道最初と伝えられる水洗便所や石炭ボイラーによるスチーム暖房、地下室の暖房と喚起を行うエロフィンヒーターなど設備機器の充実があるなどが明らかになりました。更に家具什器の保存状態が良好で、設計図、見積書、購入控え等の資料がほぼ完全に保存されていました。本書では、これらの状況を過去と現在を写真で対比解説しているため、画像の最適化をスキャナ部のスタッフがお手伝いして刊行しました。

活用したソリューション