いろんな色をコーディネートする
今回は、スイス生まれの画家・ヨハネス・イッテンが、1961 年に考案した
「色相環を軸に考える配色手法」をご紹介します。
厳密にいえば、イッテンが考案した色彩調和論は 12 色の色相環にもとづくものですが、この記事では、
分かりやすさを重視し、PCCS の色相環・トーンマップを使って解析します。
Illustration
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Ruri Matsuya
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ダイアード
DYADS
色相環上で対照的な位置にある 2 色を組み合わせる配色です。
対立する色同士を組み合わせるため、動きが感じられダイナミックな演出ができます。
この傾向は、色相の効果が発揮されやすい、高彩度なトーンであるほど強くなります。
なお、使用する色のトーンに制限はありませんが、
「ビコロール配色(本誌3 号P 52 参照)」とは違い、無彩色を使用することはできません。
色相環編